
1: C3のリアホイールベアリングとヨークの「ガタ」の判断方法
[C3] Diagnosing rear wheel bearing & yoke endplay problems
まず手始めに
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1. まず君のコルベットのリアをジャッキアップして後輪を両方とも浮かし、リジッドラックでしっかり固定すること。 2. 両手でタイヤを垂直方向につかむ。つまり片方の手をタイヤの上、残りの手はタイヤの下というふうにして揺するようにグイグイと力をかける。するとタイヤがいくらか動くのがわかるはず。この動きがデフのサイドヨークの「ガタ」なんだな。 |
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3. 今度は両手でタイヤを水平につかむ(左手はタイヤの左側を、右手はタイヤの右側をつかむ)。そしてそーっと力をかける。 ほんの わずかな動きを感じ取ることが出来る程度の力でいいからね。この動きがリアハブベアリングの「ガタ」なんだって訳。 |
ガタ(ENDPLAY)
私がリビルドしたデファレンシャルギアはサイドヨークのガタ「ゼロ」で出荷されてる。で、私としてはサイドヨークのガタがゼロのままでいてくれて欲しいんだが残念ながらそうはならないんだよ。まず最初に、デフのサイドヨークにガタが出る主たる原因は「ポジ・クラッチ・パック」(訳者註:ポジトラクションユニットの事。日本で通常『LSD』または『ノンスリ』と呼ばれるものの事です)に求められる。サイドヨークは、まずデフのケースを貫通し、ポジ・クラッチ・パックを貫通し、サイドギアを貫通するという具合に取り付けられてる。そして一枚のスナップリングが最後のところでサイドヨークを適切な場所に保持しているってわけ。ポジクラッチユニットってのはオートバイの多板クラッチに似た金属製のディスクで構成されてる。その金属製のディスクはギアオイルの中に浸されてる。新品のポジクラッチが使いはじめられるやいなや、金属と金属が触れあうって事だからクラッチディスクはほんの少しすり減る。これがサイドヨークの「ガタ」の原因となるんだな。
ヨークがガタを持つ第二の原因はヨークそれ自身にある。だいたい1978年から1981年あたりにおいてGMが外注した外部工場のひとつに問題があってね、その工場がサイドヨークの製作にあたって行った熱処理が適切なものじゃなかったんだな。私は走行距離35,000マイル(約56,000キロ)かそれ以下の何百台もの78年式、79年式のサイドヨークを交換したよ。中には1/4インチもすり減って(ヨーク固定用の)スナップリング溝まですりつぶしてしまってスナップリングがなくなってしまっていたものもいくつかあった。通常はスナップリングはデフに大きなダメージを与えることなくギアの隙間から落ちる。でも、時にはデフケースのシールやデフケースそのものが壊されることがある。サイドヨークがあまりにすり減るとそれはデフケースの側面を削ることとなるしね。まあ78年から82年までのコルベットのダメになったサイドヨークの殆どは多分交換されているんじゃないかと思うけどね。
ガタの程度
じゃあどれだけのガタがあったらそれは過大なんだろうか。私としてはポジ・クラッチ・パックのシム調整が適正になされているとするならば、コルベットのデフのサイドヨークには0.050インチ(1.27ミリ)以上のガタがあっちゃならないと言わせてもらいたい。私のショップにやってくるコルベットの殆どには0.060インチ(1.52ミリ)から0.125インチ(3.18ミリ)のガタがあるよ。もしそのガタが非常に「ゆるくなった」クラッチパックから来ているのならそのデフは素早くコーナーを回ると「チャタリング」するかも知れないね。もしデフがチャタリングするならGM純正「ポジ添加剤(G.M. Posiadditive)」を入れてそれがうまく働く事を祈ろう。
ホイールベアリングのガタ
リアトルクアーム(訳者註:リアコントロールアームの事をこう言ってます)一式をリビルドする時は私はハブベアリングのガタを可能な限り0.001インチ(0.025ミリ)近くにセットするようにしてる。絶対0.002インチ(0.05ミリ)以上あっちゃいけない。ハブベアリングのガタをチェックする時、もしベアリングが適切に組み付けられているならば、君はやっとのところでそのガタを感じる事が出来るかどうかというところじゃないかな。これでいいのだ!GMはハブベアリングのガタを0.008インチ(0.20ミリ)まで許容しているけど、この0.008インチ(0.20ミリ)というのは何とも過大で(上記チェック方法を行うと)リアホイールはとてもガタが大きく感じられるだろうと思うよ。
結 論
サイドヨークのガタをチェックして、リアハブベアリングのガタをチェックして、どちらが悪いのかを見極めてから次のステップに進む事。もしサイドヨークがガタガタだったのならデフを下ろしてクラッチパック(訳注:ノンスリ)のシム調整を行いサイドヨークを交換して再組み立てをすること。やりたかったらこの時にデフ全体をリビルドするのもいいだろう。
もしリアハブベアリングにガタがあったのならリアトルクアーム(訳注:リアコントロールアーム)一式を引っこ抜いてハブベアリングを交換してそのガタが0.001インチ(0.025ミリ)になるようにシム調整すること。
Copyright:David Herlinger
Herlinger's Corvette Repair
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The original article is at:
http://www.corvetterepair.org/
http://www.caspeed.com/
by Allen Woolley
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