C3のジャッキアップポイント


 ここでは超初歩的な事項ではありますがC3の正しいジャッキアップポイントを図に示しました。知らない人はいないとは思いますが念のために御確認下さい。



●「赤シマ模様」の部分が基本です。二柱リフトやウマ(リジッドラック)で車体を持ち上げる場合は必ずこのポイントでジャッキアップして下さい
※通常のタイヤ交換などの場合も上図の「赤シマ模様」の部分にジャッキをかけて下さい。図ではウマ(リジッドラック)が描いてありますがタイヤ交換程度ならやり方さえ間違えなければ車載のパンタグラフジャッキでもじゅうぶんです。

●「青シマ」模様の部分は後輪を地面につけたままで前輪を持ち上げて整備する場合などに使います。具体的にはフロントスウェイバーのブッシュ止め金具の真下になります。

CAUTION!
この「青シマ」ポイントをバンパー部材と混同しないで下さい。C3のノーズには鉄製の重いインナーバンパー部材があり、ちょっと見るとついこれにジャッキをかけてしまいそうですがそれは*厳禁*です。C3のノーズ部分はメインフレームに三角形の鉄パイプやら何やらが継ぎ足してあるだけでこの部材のメインフレームへの取付は上下方向の力に対しては弱い構造になっております(衝突方向に対しては強い)。ですからここにジャッキをかけて持ち上げると簡単にボディが歪みます。私のコルベット仲間でひとり自動車屋さんでそれをやられてしまった人がいます。気を付けまショー!

●上図の「A」の部分。ショップマニュアルなどにはここにジャッキをかけていいとは一言も書いてありませんが実際には「赤シマ部分」にウマをかけるにはここをフロアジャッキで持ち上げるのが一番便利なのです。私のゴージャスジョージ号の場合、買った時から「A」地点は傷だらけでした。無用な傷をさけるためにはフロアジャッキのお皿に平たい木片をかますのがいいでしょう。

You should be very careful when you try to lift your C3 up at the point "B" above!
●上図の「B」の部分。同じくショップマニュアルにはここにジャッキをかけていいとは書いてありませんがちょいとリアを持ち上げるのには便利なポイントです。ただし普通の車と違ってC3にはこのポイントにリーフスプリングのマウントブラケットがあります。ここでジャッキアップする時は木片を噛ますなどして「絶対にマウントブラケットやリーフに損傷を与えないように」注意して下さい。皿の大きい本格的なフロアジャッキだとうまく行くようです。でも本当は良くないのかな?

●あとキコキコとジャッキアップをしていると結構ファイバーグラススプリングにダメージを与えそうになります。ジャッキアップする時はジャッキ類がスプリングに触らないように注意して下さい。

●C3はフロント側にフロアジャッキの入れにくいクルマです。車高によっては小さいジャッキで少し持ち上げておいてからあらためてフロアジャッキを差し込む、という様な手順が必要になることもあります。そんな時は高さ5〜10cmくらいの「くさび形」の木片を2つ用意してそれを左右の前輪の前に置きます。そして静かにその上に乗り上げます。そうすると木片の高さ分グラウンドクリアランスが余分に確保出来ますから、そこであらためてフロアジャッキを差し込むと簡単です。